2013年3月31日日曜日

ラトヴィア 7日目

午前中は、車で10分ほどのラトヴィアで一番大きな宮殿へ。
イタリア人建築家が作った宮殿で、なんとも美しく、コンパクトでかわいらしいです。
庭もチューリップから始まり、夏にはバラ園までできるそうです。宮殿の夏はどんなにキラキラしていて美しいかと想像しました。
部屋は色ごとに別れていて、世界中から集められたその時代の家具、食器、絵画などが飾られて見応えがあります。
こんな所に住んでいたなんて…。

ヨランタさんのおばあちゃんの85歳のお誕生日会へ。
家族や親戚が集まり、わいわいお茶の時間にお邪魔しました。
おばあちゃん、おじいちゃんを始め皆さん快く受け入れて下さいました。
ラトヴィアのサラダ、ジャガイモ、お肉などとてもおいしい手作りの食事とケーキもいただきました。
思い出話やジョーク、スプーンを鼻につけてみたり、なんと皆順番に血圧を計ったり!しかも1番良かったのは、おばあちゃんでした!
笑の耐えないたのしいひと時でした。85歳の誕生日がこんな一日だったらなんて素敵だろうと思いました。
盛りだくさんの一日、夜はヨランタさんのお姉さんクリスティーナさんが企画をした歌の会へ。
ヨランタさんたちの世代は、長い間占領され続けたラトヴィアの、今まさにずっと昔にさかのぼり自分達のルーツを学び取り戻し始めているそうです。
皆さんが集まり歌う歌は、大昔の歌。
それぞれに深い意味を持っていて、勉強中とのこと。
歌手とサックス奏者の両親を持つヨランタさんの美しい声が忘れられません。
皆さんの思いが伝わってきたような思いました。
最後にヨランタさんのご両親とクリスティーナさん家族が住むお家へ。
こちらもご近所は、見えないくらい向こうという環境。
お家を案内していただいたり、周辺の夏の写真を見せてくださいました。現在もリホーム中で、お父さんを中心に家族でやっているそうです。
クリスティーナさんも、リネンのタオルなどを作って下さっています。
2人の器用さは父方のおばあちゃんから。そのおばあちゃんから譲り受けた80年程前の足踏みミシンで作って下さっていました。
お腹も胸も一杯の一日でした。